家の性能とは

家の気密性能について

家の性能とは

この記事は🔰初心者向き🔰です。

これから、はじめて家づくりをするよ〜、って人に向けて書いています。

なので、難しい話はいっさいしていません。

家の気密性能ってなんですか?なんで必要なんですか?

というのに答える内容となっています。

家の隙間があるとなぜ良くないのか?

断熱性能をいくら上げても、隙間から熱が逃げてしまう

これは、ちょっと考えれば、結構当たり前の話です。

断熱材ですっぽり包まれている家ならば、冬は暖かく、夏は涼しさが維持されます。

しかし、同じように断熱材に包まれていても、そこに隙間があったら、どうなるでしょうか?

その隙間を利用して外気が室内に侵入して、室内の暖かい空気が外に逃げてしまいます。

家の断熱性能が隙間によって失われているのです。

家の隙間と温度差の関係

これは、あまり世の中に出回っていない情報です。

北海道建築技術協会が発表した「北方型住宅の熱環境計画」でに記載されている内容です。

この表から分かること。

室内と外気の温度差が大きいと、隙間換気量も多い。

室内と外気の温度差が小さいと、隙間換気量は少ない。

隙間が大きいと、それに比例して隙間換気量も多い。

隙間換気量は真冬だけ気にすれば良い

実は真夏って隙間換気量はそこまで大きくありません。

日中の外気は35℃くらいです。エアコンの温度は25℃くらいですよね。

室内と外気の温度差は10℃以下です。

よって、隙間換気量はそこまで多くないです。

室内と外気の温度差が大きい真冬において、隙間換気量が大きくなります。

どの程度の気密性能が必要か?それは真冬の温度差を基準に考えるべきです。

気密性能のC値はどこまで目指せば良いか

C値と隙間換気量の関係を表にしました

約36坪の家、外気温5℃、室内温度25℃という前提で表にしています。

高気密住宅の気密性能 C値1.0

一般的にC値1.0が高気密住宅とされています。

隙間換気量は1時間で24㎥(6畳部屋)です。

6時間の隙間換気量で家の半分の空気が入れ替わる計算です。

なお、第一種の24時間換気システムでは熱交換率が80%〜90%ですので、少しずつ熱が失われます。

それも考慮すれば、夜24時にエアコンを止めて朝6時には部屋が寒くなっているでしょう。

超高気密住宅の気密性能 C値0.5

ここでは、C値0.5を超高気密住宅と定義します。

隙間換気量は1時間で12㎥(3畳部屋)です。

6時間の隙間換気量で家の4分の1の空気しか入れ替わらない計算です。

夜24時にエアコンを止めて朝6時になっても、そんなに部屋は寒くならないでしょう。

どこまでC値は目指せば良いか

私は、温かい地域はC値1.0で良いと思っています。

寒い地域はC値0.5くらい目指した方が良いと思っています。

実際、私の住んでいる地域が6地域なのでそんなに寒くないです。

なので、私の家はC値1.0あれば良いと思って住宅会社を選びました。

また、私の家は各部屋にエアコンを設置できるように、初めから穴あけ工事をしてあります。

最初はLDKと廊下に設置したエアコンで全ての部屋を温度管理しますが、将来的に気密性能が劣化してきたら、各部屋エアコンに切り替えれば良いと思っています。

家には長く住むので、気密性能の劣化も考慮しておきましょう。

気密性能を極めた先にある最高の家づくり

最新の家づくり

「床下エアコン」「屋根裏エアコン」「パッシブハウス」というワードを聞いたことがありますでしょうか?

気密性能だけではなく、断熱性能も必要になるという前提はありますが、最新の家づくりでは、エアコン1つで全館空調、エアコン無しでも快適な暮らしができます。

床下エアコン・屋根裏エアコン

温かい空気は上に上に進み、冷たい空気は下に下に進む、という原則を利用します。

床下空間をエアコン1台で温めると、温かい空気は上に動きますので、家全体が温まるという手法です。

屋根裏空間をエアコン1台で冷やすと、冷たい空気は下に下に動きますので、家全体が冷えるという手法です。

これなら、冬は床下エアコン1台、夏は屋根裏エアコン1台で良いというカラクリです。

実行するためには、高い設計力、高い施工技術力、そして経験が求められます。

パッシブハウス

家の性能を極めた最高峰にあるのがパッシブハウスです。

パッシブハウスとは、PHJ(パッシブハウスジャパン)の認定を受けた家に与えられる称号です。

私も憧れています。お金に余裕があったら、絶対パッシブハウスに住みたいです。

スーパー工務店限定です

家の性能を極めた先に、新しい家づくりの世界が広がっています。

しかし、現時点(2024年)において、スーパー工務店しか対応していません。

大手のハウスメーカーは非対応です。

お金に余裕のある方は、是非、こういった素晴らしい家を建てて欲しいなと思います。

住宅業界の闇

気密施工は現場の大工さん次第

気密施工は細かい作業の積み重ねです。

時間をかけて丁寧に施工することが要求されます。

スーパー工務店では自社で抱えている大工さんが品質を担保してくれます。

しかし、大手ハウスメーカーは違います。

大手ハウスメーカーはどこであっても、下請け、孫請けの工務店に工事を外注しています。

そのため、現場の施工精度にまで目が行き届いていない可能性が高くなります。

いわゆる工事ガチャが発生します。

C値を公開していない大手ハウスメーカーが9割

大手ハウスメーカーの公式ホームページの中で「C値」「気密試験」などを検索してみてください。

漏れなく、情報がありません。

どんなに営業マンが高気密ですと主張しようとも、公式ホームページで数値を保証していないなら、無いに等しいです。

工事ガチャで外れた時に施主は泣かされるだけです。

ホームページで公表していない以上、現場では何が起こるかわからないと覚悟しておいてください。

優秀な工務店はホームページの中で「全棟気密試験、C値0.7以下」とアピールしています。

公式LINEにて相談を受け付けています

我が家は積水ハウスで平屋を建てました。

完成時の気密試験の結果はC値XXでした。

私は工務店推しでも、大手ハウスメーカー推しでもありません。

それは、施主の評価軸で決まるものだと思っています。

工務店選びで迷ったり、ハウスメーカー選びで迷うのは、施主の評価軸が定まっていないからです。

「はじめての家づくり」でお困りの方は「家はじへ相談」からご連絡をお待ちしています。